ピアノのレッスンは、一度に大勢でできるバレエのお稽古やスイミングと違って
先生をワンツーマンで独占できるレッスン形式です。
ですから、先生はレッスンで生徒さんがピアノを弾き始めた途端に
その日のコンディションやようすが何となくわかるものです。
ひとりあたり、約30分のレッスンの中で
教えてあげたいことはたくさんあるのですが
「詰め込み」にしてしまっては、音楽に触れる本質から遠ざかってしまいます。
ですから、生徒さんとは、曲の内容についてゆっくりとコミュニケーションをとる
「心の余裕」を大切に、レッスンに取り組んでいます。
レッスンの時間をお互いに味わって、有意義な時間にすることが何より大切です。
ピアノを習うということは、作曲家の魂と触れ合い
その感動を再現する喜びを味わうことでもあります。
そして、それを他の人にも聴いてもらうことで
コミュニケーションの輪をつくることができるのです。
ブログタイトルにある「心をつなぐ」には
教える人と習う人の「心をつなぐ」レッスンという意味とともに
作曲家と、さらには演奏者と聞く人の「心をつなぐ」レッスンという意味も込めています。
作曲家と、その作品を演奏する生徒さんの心をつなぐのは
作曲家の生まれた時代と「今」をつなぎ、作曲家の感動を味わうこと。
テクニックを学んで、変換するメロディ、リズム、ハーモニーの意味を味わう。
それが有意義なレッスンだと考えています。
「長野よし子ピアノ教室」では、幼児、子どもから大人の方まで
全くの初心者から経験者やプロを目指す方まで
形にとらわれず生徒さんひとりひとりの個性やご希望・目標に合わせて
個人レッスンで指導いたします。
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